薬の場合

認知症の患者さんの多く

それも、自分のからだの声を聞く習慣の一つです。いとか、どのような栄養分が朝食はとらなくてもかまわないよく「朝食を抜いてはいけない」
が絶対に悪いわけではありません。
「三食きちんと食べたほうがいい」
といわれます。
しかし、朝食を抜くの何度か対談して、いっしょに本(『ガンが逃げ出す生き方』講談社、など)を出版している石原結實先生が提唱する健康法は、朝はニンジンジュースだけにして、昼はソバなどを軽くとり、夕食は自由に食べていいというものです。朝食を抜くのは、夜間はプチ断食をしているようなものだから、そのほうがお腹に負担がかからずに、一日のスタートをスムーズに切れるというのです。また、現代人は食べすぎの傾向があるのでそのほうが栄養のとりすぎを抑えられるともいいます。遅くまで仕事で夜ふかしをすると、どうしても夕食が遅くなりがちです。
からだに悪いと、夜九時以降に食べてはいけないともよくいわれますが、たしかに夜遅く食事をすると、脂肪をためこんで太りやすくなります。そうはいっても、仕事の都合上、どうしても夜九時以降に食べざるをえない人も多いでしょう。実際に仕事をしていれば、理想どおりの時間に食事をとるのは難しいものです。
そうであれば、朝はあまり食欲がないでしょうから、いっそのこと朝食を抜くのも一つの方法です。一日に摂取するカロリーを少なく抑えれば肥満防止にもなります。

ストレスの原因を取り除くようにつとめ

ですから、朝食を抜く健康法は、夜型の現代人には適しているといえなくもありませんしかし、私のように朝四時半から起きていると、八時に朝食をおいしく食べることができます。
七時になれば当然、朝早起きの人は、お腹が空いてきます。
朝食をとったほうがスッキリと目覚めてですから私は健康的です。このように、朝食を食べたほうがいい、食べないほうがいいと一律には決められません。大事なのは、食べたいかどうかというからだの声です。空腹感があって食べたい人は食べればいいし、食欲が湧かないのなら抜けばいいのです。あまり神経質になる必要はないと思います。朝食をしっかり食べたほうがいいとか抜いたほうがいいという問題よりも、むしろバランスのいい食事を心がけることでしょう。
そして基本的には、食べすぎないようにすることです。腹八分目といわれるように、少食のほうが健康にはいいのです。
ネズミを使った実験では、腹一杯になるほど食べさせたネズミよりも、食事制限をしたネズミのほうが長生きするというデータがあります。人間も同様でしょう。ことに四十代半ばを過ぎたら、食べすぎは控えるようにしたいものです。日々を健康に送るための運動と食事のあり方について述べてきましたが、ののなかから、とはありません。
基本は、自分に合った食べ物をとることです。
健康にといわれるも自分に合った運動を習慣化し、情報にふりまわされるこ人間は本来、自分のからだの声をきちんと聞くことさえできれば、間違うことはないのです。私たちのからだは、自然といい方向に向かうようにできています。それを支えているのが免疫という仕組みなのです。

 

症状と考えられている。

ところが無理に無理を重ねたり、からだの声が聞こえなくなったり、ストレスを抱えて、食べたり飲んだりでまぎらわさざるをえなくなると無視したりしてしまうのです。その結果が、病気です。自分のからだの声を真摯に聞き取れるようになってほしいと強く思います。本書で難しい理論的なことも説明してきたのは、このことをご理解いただくためです。
みなさんが、からだの声をしっかりと聞いて、いま病気の方は一日も早く健康を取りもどされることを、ます健康に磨きがかかることを願っています。
そして健康な方は、ます。私はもう若くない.2更年期への誤解、知識の不足。それがあなたを苦しめていまするし……?
もう若くない
そんな自分を実感した時ある婦人科を訪ねた46歳の女性の話から紹介しましょう。独身のキャリアウーマンのAさんは生理が止まっていることが受け入れられず、来院しました。
血液検査の結果、FSH卵胞刺激ホルモンの値がかなり高く、E2卵胞ホルモンの値が10未満。すでに妊娠は不可能なまでに数値は下がっています。しかし、Aさんにとって46歳でこの数値はおかしい、早すぎると言い張るのです。生理がないと落ち込むと、訴えます。でも、生理があるかないかは女性とはなにも関係ないでしょう。それよりもあなたは更年期の不快な症状がないのだから、ラッキーだと思わない?
と、医師が尋ねると「思わない。
更年期症状がひどくても、生理があったほうがいい」
と、抵抗します。どうしてそんなに生理があることにこだわるの「これから結婚するかもしれないじゃないですか。そのときに、子どもが生める身体だということを、相手の男性に知ってもらいたいんです」
「残酷なようだけれど、女性ホルモンの状態をみてもすでに閉経しているのよ」
「いやです。生理をおこしてほしい。閉経を遅らせてください。できれば58歳くらいまで生理はあってほしいんです」
「あなたは赤ちゃんが産めるようにするための治療を受けたいのできるのならそうしたい」
あくまでも生理と妊娠にこだわるAさんに医師は、どうしてもというなら卵子が残っていればそれを凍結して、アメリカで処置する方法もあると話をしてから、こう説得しました。
医療の現場はまさに百戦錬磨の修業の場

医療の裏街道ともいえる老年

女は乳房を切り取ろうが、子宮を摘出しようが、ハートに女性性を持っていればそれでオーケーなのだから、妊娠できる身体ばかりが女じゃないのだとそれでもAさんはなっとくせず、ピルを使って生理をおこす処置をしてもらいました。ちょっとショッキングな話ですが、決して珍しくはないと医師は言います。とくに40代前半に多く、独身の女性たちはそれまでは結婚や妊娠に無頓着でいたのに、生理の周期が乱れて更年期の訪れを感じると、とつぜん不安になり、妊娠しなかったこと、結婚しなかったことにこだわり始めるのです。
男性社会で仕事をしてきた独身の女性たちにとって、妊娠、出産できる身体でいたい、あるいは外見的な若さを維持したいという女性性にまつわる願望は、想像以上に大きいことに気づかされるのも、この更年期の始まりの時期かもしれません。

これほど極端ではなくても、私たちはそれまであたりまえのようにあったものがなくなると、急にうろたえたり、さみしくなったりしがちです。その存在が大きければ衝撃は大きくなり、執着が強ければ失うことによるフラストレーションは強くなるのは当然でしょう。更年期は女性にとって卵巣機能の停止に始まって、その他にもいろいろなものを失ったことに気づかされる時期です。
たとえば老眼ひとつとっても、書類にさっと目を通せなくなると、瞬時の判断力が鈍ります。またこの時期は目に見えて物忘れが多くなり、集中力も落ちてくるものですが、そのために仕事の能率が悪くなります。同じ時間でできる仕事の量が減っているのに気づいて愕然とします。仕事を持つキャリアウーマンたちにとって、身体の否定的変化は思った以上にこたえるものです。

薬を飲むことに不安を感じるかもしれません

できる女たちほどそのときの動揺は大きく、現実を受け入れがたいと思ってしまいがちです。
ことほどさように更年期は自分に対するさまざまな否定的変化が重なる時期ですが、心理学者の岡本祐子さんは、「中年期の否定的変化を最も如実に認識させるのは、体力の衰えである」と指摘しています。というのも、「自分の身体に関する感覚や感情は、自己イメージを形成する大きな要であり、身体イメージはアイデンティティの感覚とも深く関連している」からです。こうした身体的な喪失感はときには大きなダメージとなり、二次災害のように更年期症状をさらに悪化させることがあります。もし、若さが終わったことを潔く認められないとしたら、更年期の葛藤は深く、川越えに手こずるかもしれません。
【体験症例①】「我慢するしかないと思っていました」
更年期障害がひどく、仕事を続けるのが困難となり、真剣に退職を考える人は少なくありません。
なかにはは更年期障害から仕事への自信を実際に退職に追い込まれるケースもあります。
浅沼範子さん仮名·66歳なくし、20数年勤めた職場を去る決意をしました。
私立男子高校の養護教諭だった範子さんに、更年期の身体的症状と精神症状が出たのは45歳の頃最初に現れた異変は乳腺症でした。
新学期を迎え、仕事がもっとも忙しい4月に左右両方の胸がはって痛いほどでした近所の外科へ行くとガンではなく乳腺症と診断されました。更年期症状もあるので男女混合ホルモンを打つと治るといわれ、しばらくの間、週1回通って注射してもらうと、少し楽に。乳腺症は一時的なものでしたが3年ほど続き、毎年4月から5月にかけて仕事が忙しくなって疲労が重なると症状が現れました。
肌が乾燥して、気がつくと腕や足が粉をふいたようにカサカサしているのを発見したのも同じ頃です。子宮全摘手術のあとから出ていた足の冷えはいよいよひどくなり、スカートをはけなくなるほどで、夏のクーラがこたえました。そのくせ、上半身はカーッと暑くなって汗をびっしょりかく。イライラすることが多くなったのもこの頃からです。

病気を抑え込もうとするのです。

医師の得意分野を調べることです。私は看護師ですから、今自分は更年期だという自覚はありましたが、当時は治療法がわからなかったので、我慢するしかないと思ってました
と範子さんは20年前を振り返ります。
それでも、その程度の症状でおさまっていたなら仕事や生活に支障をきたすことはありませんでした。
しかし、そうこうするうちに物忘れがひどくなってきました。
学校の金庫に鍵を差し込んだまま帰宅してしまったときは、すっか気力、集中力が極端に落ちているのも感じていました。活字を読むのがつらく、クになってしまいました新聞や毎月定期購読していた仕事に関連した雑誌が読めなくなっていました。
愕然としたのは研究会に行ったとき。学校に提出するための報告書を書こうとしたところ、ていたはずなのに、その内容がうろ覚えでうまく書けないのです。
講師の話を聞いさらに、今日中に片づけなければならない仕事が滞ることが多くなってきました。
自信があったはずの整理整頓もあやしくなってきました。
どうしちゃつたのかしら、なにかへんだわ、私そんなつぶやきが日に日に多くなり、深刻さを増していきました。そんな毎日が続くと、不安になって夜も眠れなくなってきます。
「ものすごい焦燥感にかられました」と範子さんは振り返りますが、人生の大きな転換期がいま訪れているという自覚は、そのときの範子さんにはありません。範子さんの焦燥感はやがて無力感に変わり、ウツ状態へと悪化するのに時間はかかりませんでした昔の看護師仲間の先輩や友人に相談すると、「更年期はある時期が過ぎたら治るんだから、我慢しなさい」
「なにか夢中になれることを見つけて気分転換してみたら」「独身で気ままに暮らしているから、ちょっとわがままなんじゃないの」、といった言葉が返ってきました。


医師の得意分野を調べることです。 薬に敏感に反応する自分の体を使い 医師による