遺伝子組み換え作物のほうが数段安全だと思っています。

ストレスを重くします

生活習慣の変化もうひとつは「脳卒中の危険性が41%、乳ガンの発症率が26%増加」という記事の書き方について。1万人のうち4割の人が脳卒中に、4人にひとりが乳ガンにかかると勘違いしかねません。脳卒中の41%の意味するものとは、論文をみると平均63歳の女性1万人を-·年間観察してみると、脳卒中で倒れる人が21例あり、一方HRTを受けている女性は29例双方を比べるとHRT受診者のほうが8例、多かったということです。

1万人の中でこのくらいはあたりまえかなという範囲の数値です。問題は1万人の中での8例の多さをリスクと考えるかどうかなんです。また、乳ガンについてもこれまで何度も臨床試験をしています。この程度のリスクについては以前からいわれていて、決して目新しい情報ではありません
と小山院長。
日本更年期医学会の見解としては以下の通りです。
「臨床試験の結果は対象となった女性の肥満度からいっても、わが国の閉経後女性の10%にも満たない群を対象としたもので、日本女性はもともと欧米人に比べ、乳ガン、血栓症などの発症率も半分以下のため、そのまの結果をあてはめるのは無理」。
HRTのさまざまな恩恵を考えると、この程度のリスクは許容範囲と考えてよさそうです。期指對TZEIT自分自身の更年期症状の楜子を知りましょうまずは簡略更年期指数であなたの更年期度をチェックしてみてください。

うつ診断法

認知症は治りませんと介護家族に告げている

項目を見ておわかりのように、更年期症状の中にはのぼせや発汗などの血管運動神経症状、イライラや抑ウッ症状などの精神症状など、発症の原因が異なる症状が混在している例が少なくありません。
更年期障害といえば、閉経による卵巣機能の低下がその原因だと思われがちですが、たように実は原因はひとつではありません。(簡略更年期指数は次項参照)。
プロローグでご紹介しつまり、卵巣機能の低下だけでなく、家庭や社会的な環境によるストレス、あるいはストレスに弱い性格などが複合的に絡み合って、更年期のさまざまな症状をおこすということが確認されています。
そのために、医師が更年期の患者さんをみるときには、「身体の一部として内分泌や組織の検査をするのと同次元、同レベルで心理·社会的な検査も行うべきである」。
そう力説するのは、朋佑会札幌産科婦人科の郷久鉞--理事長です。
これはそれほどむずかしいことではなく「単に身体症状に注目するだけでなく、時間を少しさいて患者さんの置かれている環境的なストレスはないか、あるいは性格的にストレスを受けやすい体質ではないかといったことについて問診する。すなわち、今までの家族歴や、現在の生活環境について詳しく予診をとっていく作業を行いながら、患者の反応を観察してみるとだと思います」。郷久医師は産婦人科医として「更年期障害は心と体を分けて行う診療はよくない」との考えから、1970年代から更年期女性の診療を心身医学的な立場から行ってきた実績をお持ちです。郷久医師は更年期障害の心身医学的アプローチとして、更年期医学会雑誌2001年4月に次のような方法を紹介しています。老化が起きるのかという

健康診断などの血液


これは精神医学的な分類方法とは違った独自の方法ですが、我々更年期の女性にとってはより実情に添ったわかりやすいアプローチなので、ご紹介します。病型を4つのタイプに分けていくとい新患の患者さんに対してまず行うのは時間をかけて心理面接をして、います。①身体型いわゆる一般に更年期障害と考えられているタイプ。原因は卵巣機能の低下によるもので、郷久医師の調査では更年期障害の30-45%を占めているといいます。典型的な症状が顔のほてりやのぼせ、発汗などで、いわゆる血管運動神経症状といわれるものですHRTや漢方薬が奏功します。この身体型は比較的治療が簡単で%が軽快するといいます。
②心身症型郷久医師の説明によると、「誤った生活環境に無意識に無理して適応しようとしたために生じた精神的ストレスによる身体の破綻といえる。
本来持っている情動を抑えて生きてきたため、表情に乏しく感情表現も不自然である。したがって治療の目的は誤った生活環境に対しての気づきとライフスタイルの改善、そして生き生きとした情感の復活にある」。誤った生活環境とは強いストレスを感じる環境といいかえられます。それに長年耐えてきた結果がこのタイプです。③神経症型先天的あるいは幼少時に形成されたものによるところが大きく、訴えが多く、環境への適応がうまくいかないタイプ。自分自身をよく把握し、環境への接点を発見することが大切だといいます。心身症型、神経症型はどちらもよく話しを聞いてあげること。
「更年期障害の診断·治療が困難だという印象を与える原因は、いってもよいだろう」と郷久医師は言います。それに抗不安薬が治療の助けとなります。

予防する有効な方法

病気欠勤が終わる頃

症状·原因発作は夜間から早朝にかけて起こりやすく
この心身症型と神経症型2つの存在によると01年、更年期症状の中でも精神症状に焦点を絞った本『更年期無気力シンドローム』主婦の友社をまとめました。同書では、とくにウツ症状とその治療について取材を進めたのですが、体験者の中にウツ病とよく似た症状なのに、ウツ病の治療では症状がすっきり改善しない患者さんが何人かいました。なぜ、よくなっていかないのだろうとずっと気になっていましたが、變医師から、心身症、神経症の指摘を受けてなるほどと合点しました更年期障害患者の30-45%を占めるが、郷久医師のデータによると、心身症型と神経症型を合わせると、療予後良好は80%弱で、身体型より悪いのがわかります。4ウツ病型治最近、不定愁訴を訴える人にウツ病患者が多いことがマスコミでも話題になっています。
外来を受診する更年期障害の2030%がウツ病だといいます。郷久医師の婦人科抗ウツ薬の投与が治療の主体となり、薬の加減等で劇的に改善することが多いようです。
ウツ病は生真面目で責任感の強い人がなりやすく、頑張りなさいといった励ましは逆効果で、とにかく休養をとることが大切でホルモンは怖い
との自分でよく考えてください「ホルモンは怖い。だからやめなさい」との声を耳にするたびに、その根拠はなんだろうと考えます。そう忠告する人たちは糖尿病にはインスリン、甲状腺機能低下症には甲状腺ホルモンを補充するのも怖いと考えているのでしょうか。
女性ホルモンのプレマリンエストロゲン剤はアメリカでは60年以上前から売り出されている薬です。当然、さまざまな研究がなされていて、エストロゲンは脳や目、歯、血管運動、大腸、尿路生殖器、骨などに作用することがわかっています。
参考までに、郷久鉞11医師が更年期障害患者1219例を心身両面から診療した結果とHRTとの関係にっいてのデータを紹介すると、身体病型の患者さん508人のうち、317人6割以上がHRTの治療を受け、そのうちの9割以上が予後良好という結果になっています。また、心身症や神経症、ウツ病タイプの更年期障害でも、HRTと他の薬を併用したほうが、治療効果が上がることがデータから読み取れます(『日本更年期医学会雑誌』9号、2001年)。
ただ、その使い方については議論の分かれるところ。「なんでもかんでも更年期の身体不調にHRTでは精神症状を訴える患者さんの治療が抜け落ちてしまう」と指摘する医師もいます。
薬を急に変更する

薬は脳のエンザイムを多量に消耗させる

忘れてはいけないでしょう。
年期嵐がきっかけで結婚されたケースも。
これも人生のないでしょうもちろん、症例1の浅沼さんのように50代半ばにして仕事をやめて結婚、専業主婦になるというのは稀なケースに違いありません。しかし取材した更年期女性が少なからず、かなり劇的な変化を体験しています。その事実に改めて驚かされるとともに、ときにその劇的な変化がより豊かで充実した人生への道筋を予感させてくれたのはうれしいかぎりでした。
夢中になれることや好きなことで気きない。
更期ウツ症状のひとつ自分がウツ状態にあるかどうか、重要な目安となるのがこれ。
いままでは楽しいと思えたことに対して興味や喜びを感じない。
気持ちが反応しない日が続いているとしたら、ウツ状態を疑ってください。
まわりもウツ状態の人に向かって、「夢中になれることをみつけて、気分転換しなさい」
と勧めるのはひかえましょう。
こうした励ましは逆効果になるだけ。
本人はそれができないから苦しいのです。
ゆっくり休みなさい
と声をかけてあげてください。
66歳の今もHRTを続けている。
質の高い人生を考えば長く続けるのも秘HRTが骨粗鬆症の予防や総コレステロール値を下げる効果、アルツハイマー病を予防する効果があることは知られています。閉経後の女性にとって、HRTは心強いサポーターであるのはいうまでもないでしょう。

女性の平均寿命が86歳の時代に、そうした予防を考えると、HRTほどすぐれた方法はほかにはないのではものすごく暑くなって、汗びっしょり1な更年期症状と考えましょうほてり、多汗はよく知られる典型的な更年期症状のひとつで、現できない実感が、体験談でよくご理解いただけたでしょうか。
HRTがよく効きます。
医学書の説明では表しかないと思い込む年期ウツ症状のひとついくつかの病院のデータをみてみると、更年期障害の中でウツ病型の患者さんはだいたい2~3割にのぼります。ウツ病型の場合、いちばん注意しなければならないのは、病状が重くなると自殺するおそれがあるということです。ちなみにウツの症状はまず、これから先、生きていく自信がなくなり、自分の能力や仕事、その他のことがらに今まで持っていた自負心がなくなります。『自信の喪失』は未来がないという感じをもち、過去が逆にいわば肥大し、後悔ばかりするようになります。『あんなことはしなければよかった』と繰り返し思い、口に出していうようになります。
ストレスを重くします

健康の基本

健康で長生きする秘訣なのです。
さらに、自分はつまらない、だめだ、物事がうまくいかないのは自分のせいだ、病気ではなくて自分が怠けているのではないか、会社に申し訳ない、友達や家族に申し訳がない中略病は治る』渡辺昌祐、保健同人社実際には本人に何の罪もないことでも、自分に責任を負わせ、自分を苦しめるのです
『ウッアドバイスがドクターによって正反対。
これも現実とわりきるのもとくに更年期に関しては症状の客観的評価が難しいため、のはありがちです。
診断、治療はドクターによって異なるという後山尚久医師は治療についてこう語ります。治療の中で患者さんに『とにかくなにもしないで、休んでください』と指導しても、そのなにもしないというのがストレスになる人もいます。
逆にそう言うとそれが奏功して、すっかりよくなる人もいるんです。なにもしなくていい、うれしい!と思える人と、本当にいいのかなと疑問に思う人がいます。すごいストレスを受けながら病気にならない人もいますよね。そのストレスに感じない方法がわかれば病気を免れることができるただし、その方法というのがひとりひとり違うんです。それを患者さんといっしょに見つけ出す、答えを出す。というのが更年期の精神症状の治療なんです
年にとって大きなプレゼント。
そう考えらしめたもの「60代はまだまだ夢があって楽しい世代です」。「これからは素のまま、自分らしく生きていきたい」。どちらもつらい更年期の体験を乗り越えて、語った人生讃歌。更年期の暗いトンネルから抜け出したときにはそれまでとはまた違ったおもしろそうな人生が待ち受けていることを、多くの体験者たちは教えてくれています。