薬に敏感に反応する自分の体を使い

薬を増やせという

生活が便利になったおかげで、日常的に筋肉を鍛える機会がなくなってしまったわけです。
ですから、腹筋や背筋も意識的に鍛えなければなりません。つらい運動をしなければならないように思うかもしれませんが、若い人なら腹筋運動や背筋運動をすればいいとしても、中年になったら、そこまで無理をする必要はないのです。
そこで、私はからだを揺する運動を勧めています。たとえば腕を上げて、八の字を描くようにからだ全体を揺するのです。手を上げるだけで胸筋など上半身の筋肉を使い、揺することで腹、腰などの筋肉を使うので緊張がほぐれ柔軟になります。これに、前屈と後屈を加えればいいのです。前屈で腹筋が鍛えられ、うしろ反ることで背筋を使うからです。
腹筋や背筋がしっかりしていないと、猫背になりやすいのです。猫背になると胸部を圧迫して血流障害が起こり、それが進むと肺がんになる危険性も高くなります。肺がんになるような人は姿勢が悪く猫背で、つねに胸部を圧迫しています。たとえば、一日じゅう机に座りっぱなしで書き物をしていたり、前かがみになってパソコンを使っている人たちは、たいへん危険です。
腹筋·背筋を鍛える体操は、一回せいぜい五十分程度でいいので、時間もあまりかかりません。
なしで仕事をしている人は、11時間に1回程度このような体操をすればいいのです。
座りっぱいずれにしろ、歩くことと体操は習慣づけることが大切です。週に一回か二回まとめてやろうというのでは健康を維持できません。生活習慣のなかに取り入れて、毎日規則的に行なうことです。
ちなみに、私の場合は下半身の筋力は強いのですが、する運動や前屈、後屈に加えて、腕立て伏せを110回、ても、せいぜい十五分程度のものです。
それにくらべて上半身の筋力が弱いので、からだを揺懸垂を10回程度、毎日やっています。ひと通りやっ筋肉はいくつになっても強化できます。
実際、六十歳になる私でも、腕立て伏せや懸垂を一カ月も続けていたら、明らかに筋肉がついてきました。
私は毎朝四時半くらいに起きます。起きてすぐに、草むしりをしたりゴミ捨てをしたりしてすこしからだをほぐしてから、散歩に出かけます。体調がいいときには、散歩の途中で六〇メートル程度のダッシュを交えたりもします。屈伸や四股を踏むような下半身の運動もします。トータルでだいたい一時間程度です。疲れているときなどは短いコースで帰ってきますし、すが、一週間に四、五回は散歩に出ています。
薬に敏感に反応する自分の体を使い

雨の日は無理して外に出ずに自宅で音楽を聴いていまそして、整理体操としてラジオ体操をします。それから朝食をゆっくりととって大学に向かい、着します。根を詰めて論文を書く作業などをしていると、どうしてもからだが強ばってくるので、にはからだを揺する体操を行なっているのです。
八時には到仕事の合間リンパ液の流れをつねによくするときどき逆立ちするのも、体液の滞留を防ぎ、むくみをとるのに役立ちます。人間のからだには重力がかかっているので、どうしても体液の流れが下半身にたまりがちです。逆立ちしたり横になって手足を上に向けて振ったりすることで、滞留を防ぐ効果があるのです。
最近はリンパマッサージが話題になっています。
かは知らないのではないでしょうか。
リンパ液という言葉は知っていても、意外とどういうものからだの第1の循環系が血液ならば、リンパ系は第二の循環系として機能しています。血液は心臓というポンプに押し出され、一定のリズムで全身を流れています。その大きな流れは、みなさんご存じのように、まずは動脈を通じて酸素や栄養分をからだじゅうの細胞に供給し、細胞が排泄する二酸化炭素や老廃物を受け取って静脈に流れ込み、ふたたび心臓にもどります。
動脈から流れ出た血液は、全身に張りめぐらされた毛細血管に流れ込みます。
その血液の一部は、毛細血管から組織のあいだに浸出しますが、この体液が各細胞に栄養を届け、同時に老廃物を受け取って、ふたたび毛細血管に取り込まれて静脈に吸収されるのです。このとき、毛細血管に吸収されずに、静脈にからみつくかたちで全身に分布しているリンパ管に流れ込む体液があります。これがリンパ液です。不要なたんぱく質などの老廃物を回収するはたらきをしています。すなわち、リンパ液とは毛細血管から浸出した血液の一部で、おもに血漿と白血球の一種であるリンパ球から構成されています。赤血球は含まれていません。リンパ管に集められた体液リンパ液はリンパ節まで行き、そこで何事もなかったら静脈に合流します。つまり、体液とリンパ液はイコールで、組織間に貯留していれば体液ですが、リンパ管に入って集められるとリンパ液になるわけです。

細胞もマクロファージから派生しています。

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病気だからしかたがない


うつ感が強くなり元気もなくなる……こうなる

リンパ液には血液と同様に、細胞が排出した老廃物などを回収するはたらきがあるのですが、さらに、外部から侵入した細菌やウイルスからからだを守る免疫機能があります。リンパ節は網状の皮質とリンパ細胞から成っており、リンパ液の濾過器としての役目を果たしています。ここでリンパ液中の異物を取り除き、細菌やウイルスに対抗する免疫をつくるわけです。
つまり、リンパ節の白血球、とくにリンパ球がからだをがん細胞や細菌、ウイルスなどから守っているのです。
リンパ液とともに運ばれてくるからだに不要な病原体などを、細網繊維の網に引っかけてつかまえ、それをリンパ球などが処理するわけです。
処理しきれなかった異物や病原体は一時的にためておかれます。そのためリンパ節が腫れるのです。がんになると、このリンパ節にがん細胞がため込まれているので、リンパ節を廓清切除する手術などが行なわれます。このようにリンパ系は、動脈→体液→リンパ液→リンパ管→リンパ節→静脈→動脈という循環をしています。ポンプである心臓を中心とした閉じた管からできている血管系と大きく違っているのは、リンパ系が開放された循環系であることです。リンパ液は血液における心臓のような、からだじゅうに力強く送り出すためのポンプをもっていないのです。そのため、リンパ系にかかる圧力は低く、流れも遅いので、リンパ液は安静時にはほとんど流れません。
リンパ液は、たり、弁があるからです。筋肉を動かすことによって、つまり運動によって流れるのです。
さすっマッサージをしからだを動かすことでリンパ液は一定の方向に流れます。

細胞が食べられるときに炎症反応が起つまりとSOSを出す。

症状には対応できますが飲みつづける

リンパ管には静脈と同じく、逆流防止の半月からだの末端でむくみが出るのは、体液が滞留しているわけですから、それをリンパ管に集めればむくみはとれます。しかし、リンパ管には弁がついているので、運動したりさすったりしてリンパ管を刺激しないと流れないのです。弁を縮めたり伸ばしたりして、リンパ液を移動させることが必要なのです。
ついでにふれておくと、近年話題になったエコノミー症候群は、長い時間、同じ姿勢で座ったままでいることにより脚の静脈の血が流れにくくなり、膝の裏あたりの静脈に血栓血の塊ができてしまう症状です。静脈の弁が休止状態になり、血液が流れにくくなっています。ですからエコノミー症候群の場合、水分をとることも大切ですが、やはり、からだを動かすことによって改善できます。からだを動かすことがいかに大切かおわかりいただけたでしょうか筋肉は使わないとすぐに衰える筋肉はしばらく使わないと、すぐに衰えます。ですから、一週間も二週間もあいだを空けるのではなく、簡単な運動なら毎日したいものです。もし若い人が、負荷をかけてもっと筋肉をつけたいというのであれば、一日ないしは二日おきくらいに筋力運動をするのが効果的です。きつい筋力運動を毎日行なうのは、かえって逆効果です。
筋力が高いと交感神経が優位となり、低いと副交感神経優位の方向になります。
筋肉をもりもりにつけたいわゆるボディビルダーのような体格は、それを維持するだけでも日ごろからたいへんな運動量が必要です。tますたつたとえば、空手で牛を殺したといわれる極真空手の大山倍達さんは、からだを鍛えに鍛えて筋肉もりもりでした。しかし、あれだけのからだをつくり維持するためには、毎日厳しいトレーニングが必要でしょう。そのため交感神経緊張状態が続きます。それではかえって長生きはできません。大山さんはあれほど丈夫な肉体をもちながら、七十二歳で肺がんで亡くなっています。
その点では、私たちはべつに筋肉マンになる必要はないのですから、なく筋骨隆々でもない程度でかまいません。
健康な状態を維持するには、ひ弱でも適度な運動をすれば、からだが疲労するので、夜はぐっすりと休むことができます。


ホルモンの刺激を受けて

生活習慣病を引き起こす誘因になる

日ごろまったく運動していない人は、からだが休眠状態に慣れきってしまい、ゆっくりと休むことができないのです。からだを適度に動かし、適度に休ませるというメリハリが必要です。健康にいいといわれる体操やマッサージは、テレビや出版物を通じて世の中にあふれています。最近はヨガ太極拳、気功などが中高年を中心にはやっていますし、女性のあいだではポールダンスやフラダンスが話題となっているそうです。スポーツクラブも全国各地に広がっていて、手軽にスポーツをする環境は整っています。それらのなかから、どの運動をするかについては、やはり、自分に合ったものを自分のからだで探すことです。
みんながしているからと、イヤイヤそれを選ぶ必要はありませんまつこうほうたとえば、高齢者でも手軽にできる体操に真向法というものがあります。
これは柔軟性に重きを置いた体操で、両足の裏を合わせての前屈、両脚をまっすぐに伸ばしての前屈、両脚を開いての前屈、割り座になってうしろにひっくり返る四つの基本動作を行なう、1日11分もあればできる内容です。たしかに、からだにいいのでしょうが、私などがいきなりやっても、からだは柔らかいほうだと思うのです。が、手足が短い体型なので、どうしても負担になって苦しいのです。手足が長くて、もともとからだが柔らかい人向きの体操です。
医師の得意分野を調べることです。


薬と思わ

からだの柔軟性も体型も人それぞれ違うのですから、自分に合ったメニューを選べばいいと思います。自分に合う食べ物は自分で探す。健康にいい食事についても、やはりさまざまな情報が巷にはあふれています。私は基本的に玄米菜食を勧めています。私自身、玄米を主食にするようにしてからは、とても体調がいいの玄米は繊維質や胚乳部分です。いまは弁当も玄米にして、三食とも白米を混ぜずに玄米だけを食べています。
の栄養も含まれており、ビタミンやミネラルなどが豊富です。
どうしてもよく噛まないとなりません。
よく噛むこと自体がからだによく、しかも少量で玄米は硬いので、満腹感があるので食べすぎることもありません。
玄米はいいことづくめですが、いくらよくても、どうしてもからだに合わない、まずくて食べられないという人もいるでしょう。
白米を混ぜてその割合を多くしてみる、どうしても玄米が嫌ならば、麦や雑穀などを混ぜて麦飯や五穀米にしてみる方法もあります。
病気で食事制限が必要というのなら別ですが、いま健康体であるならば、無理をしてまで玄米を食べなければならないこともありません。からだにいいもので、自分に合ったものを見つけるようにすればいいのです。
私に電話で相談される方のなかには、「こういう病気なんですが、何を食べればいいですか?」と聞いてくる人がいます。私は自分で考えてと答えます。どのようなものが健康に入っているかといった情報は、いくらでも調べることができるのですから、自分が食べるものくらいは自分で調べて、自分で考えて、自分のカンをはたらかせてほしいのです。